イメージの頂点を移動させてイメージ全体をゆがませます。After Effectsデフォルトの『コーナーピン』と基本機能は同じですが、パース具合(レンズをワイドにしたり、ロングにしたりする機能)を調整できる点と、Unstretchによって無限に外側に引き延ばすような調整の仕方が可能であるため、その分様々な使い方ができる分優れているといえます。
左上の頂点の位置を調整します。
右上の頂点の位置を調整します。
左下の頂点の位置を調整します。
右下の頂点の位置を調整します。
パース具合を調整します。0~100%まで調整できます。0%ではパースがほとんどかかっていない状態(奥行があるのに手前にあるものと奥にあるものの大きさが同じくらいの大きさで表示される)になるが、100%ではパースが大きくかかっているため、遠近感が増加(手前にあるものと奥にあるものの大きさに差がある状態で表示される)します。
Perspective:0%
Perspective:100%
チェックボックスをオンにすると頂点の調整とは逆の方向にイメージが引き延ばされるようになります。例えば内側に頂点を引っ張ると外側にイメージの端が伸びていきます。このオプションの利点は、例えば外側に向かって永遠にイメージを引き延ばすような調整がしたいとき、通常の調整の仕方では非常に遠くの位置を選択する必要があり直感的、かつ現実的に調整することができません。このオプションをオンにすることで、画面内で直感的に引き延ばしが可能になります。
Unstretch:オフ
Unstretch:オン
パワーピンの枠を超えて上下、左右方向にそれぞれイメージを引き延ばすことができます。