AfterEffects標準エフェクト「CC Particle World」を使用してこのような花火を作っていきたいと思います。
ショートカットキー「Ctrl + Y」で新規平面レイヤーを作成します。
作成した平面レイヤーにエフェクト「シミュレーション」から「CC Particle World」を適用します。
パラメータを調整し、キーフレームを追加します。
「Birth Rate : キーフレーム」
「Producer」
「Physics」
するとこのように花火の原型が出来ました。
続いて、エフェクト「ノイズ&グレイン」から「ノイズ」を適用します。
パラメータを調整します。
次に、新規平面レイヤーを作成します。
作成した平面レイヤーにエフェクト「ノイズ&グレイン」から「ノイズ」を適用します。
さらにエフェクト「カラー補正」から「輝度&コントラスト」を適用します。
パラメータを調整し、キーフレームを追加します。
「ノイズ」
「輝度&コントラスト : キーフレーム」
【25f】
【40f】
そして、CC Particle Worldを適用したレイヤーのトラックマットを「ルミナンスキーマット」を選択します。
こうすることで、平面レイヤーのノイズの輝度に応じてパーティクルで生成した花火がキラキラするようになります。
次に、平面レイヤーにエフェクト「トランジション」から「ブロックディゾルブ」を適用します。
パラメータを調整し、キーフレームを追加します。
変換終了
すると発生した花火がランダムに消えるようになりました。
平面レイヤーと花火レイヤーをプリコンポーズします。コンポジション名を「hanabi」とします。
花火に明るさを加えていきます。
hanabiレイヤーにエフェクト「スタイライズ」から「グロー」を適用します。
次に、hanabiレイヤーをショートカットキー「Ctrl + D」で複製し、上のhanabiレイヤーの描画モードを「加算」にします。
上のhanabiレイヤーにエフェクト「ブラー&シャープ」から「ブラー(方向)」を適用します。
パラメータを調整します。
さらにブラー(方向)エフェクトを複製し、パラメータを調整します。
ブラーをクロスするように適用することで、さらにキラキラとした表現ができます。
上のhanabiレイヤーをさらに複製します。
するとこのようになりました。
さらに一番下のhanabiレイヤーにエフェクト「描画」から「CC Light Burst 2.5」を適用します。
パラメータを調整し、キーフレームを追加します。
Ray Length
そうすると、花火の炸裂を表現することが出来ました。
最後に、3つのhanabiレイヤーをすべて複製します。
完成しました。
AfterEffects標準エフェクトでこのような花火を作ることが出来ました!