合成チャンネルを持つαチャンネル付きの画像(※AEだと「合成チャンネル(マットあり)」がなじみのある呼び方ではないでしょうか?)を合成する際にフリンジ(アルファチャンネルの境界線部分に発生する背景色のにじみ)を削除します。
※このエフェクトを理解するには、「合成チャンネル(マットあり)」画像と、「ストレート(マットなし)」画像の本質的な仕組みの違いを理解する必要があります。解説の最後に詳しい違いまで突っ込んで解説していますので興味がある人は参考にしてみてください。
カラーマット(背景色)の色を選択します。※画像を「RGBストレートカラー」表示にして背景色を確認するか、フリンジの色に近い色で問題ありません。
「HDR効果をクリップ」のチェックをオフにすることで、32bitで作業を行う際にこのエフェクトが0.0以下、または1.0以上の色深度をクリッピングしてしまうことを防ぎます。(乗算後の計算結果で色深度が無限に計算されるようになると考えてください。)
※デフォルトではチェックがオンになっていますが、8bit、16bitで作業している分にはビット数以下、またはそれ以上の色深度が計算されないためこのオン、オフで結果が変わることはありません。