イメージ上にタイムコードを表示します。ビデオ機器のフォーマットとして使用されるSMTPEから、フレーム番号、フィルム用フィート+フレームなど、4種類のフレームカウント方法が選択できます。
4種類のフレームカウント方法から表示形式を選択します。
[SMTPT 時:分:秒:FF]
ビデオ機器のフォーマットとして使用されるSMTPEをタイムコードとして表示します。一般的にタイムコードと言うとこの形式のことを指します。
[フレーム番号]
フレーム番号をタイムコードとして表示します。単純なカット確認などで目安として使用することがあります。
[フィート+フレーム(16mm)]
16mmフィルムのカウント方法である、フィートとフレームを表記します。今ではよっぽどのことがないと16mmは使用しませんが16mmと32mmではフレームひとコマ長さが短く40フレームで1フィートを計上します。
[フィート+フレーム(32mm)]
32mmフィルムのカウント方法である、フィートとフレームを表記します。32mmは映画業界ではしばしば使用されているフィルムサイズです。32mmは16mmよりもフレームひとコマ長さが長いので16フレームで1フィートを計上します。
タイムコードとしてカウントする上でのフレームレートを選択します。正確にカウントするためにはコンポジションのフレームレートと合わせる必要があります。特に注意が必要なのは29.97フレームで編集する場合です。30フレームのままにしていると一見あっているように見えますが、変なところでフレームがドロップされてしまいますので29.97にしたうえで、「ドロップフレーム」をオンにしてあげてください。
※自動的に変換はされませんので必ず設定は変更してください。
フレームレートを29.97で編集している場合に使用します。NTSCのビデオ規格では、時間のカウントが正確には29.97フレームとなっています。しかしながら、30フレームで1秒とカウントする時間換算では実時間とタイムコードのカウントにずれが生じてくるため、1時間に54回フレームを抜く場所が決まっています。(※0分、10分、20分、30分、40分、50分)そのフレームを正確に抜いてカウントする設定にするのがこのチェックボックスです。誤って30フレームのままにしているとドロップするフレームが意図しない場所で発生することになるため注意が必要です。
※ちなみに実時間とタイムコードのずれ上等でカウントする場合は、ノンドロップ(NDFとかノンドロなどと呼ばれます)形式としてチェックを外してください。
タイムコードの最初のフレームを設定します。
タイムコードが表示される位置を座標で調整します。
タイムコード文字のサイズを調整します。
テキストの色をカラーピッカー、またはカラーマップから選択し変更します。