以前より、VTuberに強い憧れを抱いている私である。
前回の記事 VTuberに憧れる会社員が初めて「REALITY」で配信してみた にて
華々しく(?)VTuberデビューを飾ったものの、結局配信ができていない。
配信を開いたはいいものの、誰も来ないうちに日和って配信を切ってしまった。
せっかくこんなにお手軽にバーチャル受肉ができる時代になったというのに、これでは非常にもったいない気がする。
かといって、一度は挫折を味わった土地で改めて出発するのはなかなかに勇気のいることである。(少なくとも私にとっては)
と、いうわけで、今回は「REALITY」と同じく手軽にVTuberになれると噂の「Mirrativ(ミラティブ)」を使用して、念願の配信デビューを飾って見ようかと思う。
今回はHowToと同時にチャレンジ記事でもあるので、Mirrativに造詣が深い諸兄は、私の愚昧な姿をぜひ見届けていただきたい次第である。
Mirrativの使い方
①アプリをインストール
まずはアプリをインストールするのだが、こちらもREALITYと同じくappストアの最上部にサジェストするので非常に簡単でよい。
②アカウントの作成
無事インストールが完了して、次はアカウント作成だ。
こちらもREALITYと同じく、そのままアカウントを作成することも、Twitterなどど連携してアカウントを作成することも可能なようだ。
せっかくなので今回は、個人的に使用しているTwitterのアカウントと連携して作成することにした。
③プロフィールの設定
アカウント作成を始めると、まず性別と誕生年を入力する画面になる。
こちらの項目は他の人からは見られないらしいので、プライバシー問題も安心である。
それでも入力したくない場合は、左下にスキップという項目があるので、そちらをタップしてもよいだろう。
④好きなゲームを選ぶ
「Mirrativ」は、ゲーム配信に特化した配信アプリである。
プロフィールの次点で、好きなゲームを選ぶ画面が出てくる。
私はあまりゲームをやらないのでこちらをスキップしてしまったが、ゲーム好き・VTuberとしてスマホゲームの実況がやりたい!という方には、代えがたい魅力なのではないだろうか?
⑤トップページからプロフィールページへ
ゲームを選択したら、遂にアプリのトップページが表示される。
画面中央に配信一覧が出てくるのだが、やはりゲーム配信が主力のアプリのようだ。
さて、とにかく配信をするにはアバターが必要である。
画面右下のプロフィールアイコンをタップし、プロフィールページに移動する。
今回私はTwitter連携でアカウントを作成したので、プロフィール画像はTwitterのアイコンがそのまま反映されるようだ。
⑥アバター「エモモ」の作成
プロフィールページを開くと、まず初めにアバターの設定を促される。
Mirrativでは、アバターのことを「エモモ」と呼ぶらしい。
早速アナウンスに従って「エモモ」を作成してみよう。
「エモモを作成」をタップすると、まずマイクへのアクセスを確認される。
REALITYはユーザーをカメラで認識していたのに対し、「Mirrativ」は音声で認識するようだ。
マイクのアクセスを許可すると、いよいよ「エモモ」のお出ましである。
REALITYとは違い、完全にノーマルなデザインのものからカスタマイズしていく。
ここで驚いたのが、パーツの種類が明らかに多いことである。
体型、顔の形だけでも、各4種類から選ぶことができ、REALITYでは棒立ちなベースのポーズも、ユーザーの好みのポーズに変更することができる。
この行き届き方、キャラメイクに凝りたい私としては非常にありがたい。
この時点で非常に心を掴まれてしまった。
とにかく各パーツ種類が多く、自由度が高いので、詳細はぜひ各々でDLして確かめていただきたい。
ちなみに、今回の私のアバターは、前回青色が基調だったので、ピンク色を基調に仕上げてみた。
う~ん、かわいい。
⑦ プロフィール画像の設定
次はプロフィール画像撮影だ。
こちらもREALITYとは違い、予め設定されている複数のポーズから好きなものを選んで撮影するというもの。
こちらもまた種類が多い!
ユーザーのキャラクターに合わせて、様々な表現が可能である。
今回は非常にかわいい系のキャラクターデザインにしたので、ポーズもかわいい系で攻めたいところだ。
悩んだ末、こちらのプロフィール画像で進めることにした。
⑧ 配信設定
画面下部中央の「配信準備」というカメラマークをタップする。
すると、配信設定の画面が出てくるのだが、非常に丁寧な案内が表示されるので、さくさくと配信準備を進めることができた。
ゲーム配信をしない人もご安心を。
配信するアプリを設定しようの項目内に、「雑談」という項目がある。
そちらをタップすれば、ただの雑談配信が可能だ。
アプリから入力を指示されるのは配信タイトルと配信するアプリのみなのだが、サムネイルを設定したり、視聴者のコメントの通知など、かなり細かく設定ができるようだ。
ここも、REALTYとの大きな違いである。
⑨いざ、配信!
さて、設定も完了したところで、いよいよ配信のターンだ。
今回はきちんと視聴者とコミュニケーションをとることを目標にしているので、手のひらにじんわりと汗が滲む。
画面下部中央の「配信開始!」の赤いボタンをタップする。
すると、マイク設定のアナウンスが出てくる。
どうやら「Mirrativ」では「ブロードキャスト」というのを開始しなければならないらしい。
「ブロードキャスト」というのは画面録画のことで、表示している画面をそのままキャプチャーして配信に乗せる仕組みのようだ。
だから、LINEやメールなどの通知も来るたびに配信に表示されてしまう。
予め通知をオフにしておくのが吉であろう。
アナウンスに従い、マイクボタンをタップする。
このときに、端末のマナーモードを切り、iPhoneユーザーの場合はミュージックの設定を「iPhone」から「スピーカー」に切り替えておく必要がある。
これをしないとうまく配信が開始されないので要注意だ。
(実際、ここの解決方法がわからず、私は正常に配信を開くまで30分程度かかってしまった。)
無事設定を終え、「ブロードキャストを開始」をタップ。
遂に配信の開始である。
実際に配信してみて
初めての配信だったが、運良く人が集まってくれ、なかなか楽しい時間になった。
はじめは10分程度で切ろうと思っていたものの、なんだかんだ30分ほど喋ってしまった。
やはり、自分の理想の姿で話すのは楽しい。
Mirrativのエモモの動きも非常に精度がよく、音に連動して「あ」「い」「う」「え」「お」と自在に口が動いてくれる。
まるで本当に自分がそのキャラクターになって話しているようだ。
また、配信中画面を上下左右スワイプでモーションつきのリアクションが取れるのだが、そちらもREALITYより動きが繊細で丁寧であった。
Mirrativのデメリットとしては、工程が多い、専門用語があるので設定が初心者にはわかりづらい、といったところがあるが、慣れれば全く問題ないであろう。
配信の時間制限なども特になく、好きなだけ配信できるのは利点かもしれない。
(ただ、あまりにも長時間やりすぎると配信自体が重くなってくることがあるようなので要注意だ。)
個人的には「エモモ」のカスタマイズや配信画面の見やすさなどで、REALITYよりも満足度が高かった。
これからスマホでVTuberをやりたい、バーチャルの肉体で配信をしたいと考えている方には、ぜひおすすめしたいアプリだ。
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