標準エフェクト「CC Particle System Ⅱ」で作る文字が消えるテキストアニメーション

今回は、こちらの文字が消えていくテキストアニメーションを作っていきたいと思います。

コンポジションサイズは「1920 × 1080」で作成します。

テキストレイヤーを作成

テキストレイヤーを作成、テキストを配置します。

テキストレイヤーを複製

ショートカットキー「Ctrl + D」でテキストレイヤーを複製します。

「CC Particle System Ⅱ」を適用

複製したテキストレイヤーにエフェクト「シミュレーション」から「CC Particle System Ⅱ」を適用します。

するとこのようになります。

このままではテキストの範囲内でのみ適用されています。

「CC Composite」を適用

続いて、エフェクト「チャンネル」から「CC Composite」を適用します。

適用した「CC Composite」を「CC Particle System Ⅱ」の上に持っていきます。

するとこのようになります。

「CC Particle System Ⅱ」パラメータを調整

「CC Particle System Ⅱ」パラメータを調整します。

  • Birth Rate : 50.0
  • Longevity(Sec) : 4.0
  • 「Particle」:「Source Alpha Inheritance」のチェックをONにします。

キーフレームを打ちます。

  • 【0秒】のところで「Position」: X = 0.0
  • 【2秒】のところで「Position」: X = 1920.0

Particleが左から右へ流れるような動きをつけました。

再度、「CC Particle System Ⅱ」パラメータを調整します。

「Producer」

  • Radius : 13.0

「Physics」

  • Animation : 【Fractal Explosive】
  • Velocity : 0.5
  • Inherit Velocity % : 40.0
  • Gravity : -0.1
  • Resistance : 20.0
  • Direction : 90°
  • Extra : 2.0

「Particle」

  • Max Opacity : 25.0%
  • カラーを文字と同じ色に変更

するとこのようになりました。

「リニアワイプ」を適用

次に、下のテキストレイヤーにエフェクト「トランジション」から「リニアワイプ」を適用します。

「変換終了」のキーフレームを打ちます。

  • 【0秒】: 0%
  • 【2秒】: 100%

「CC Particle System Ⅱ」のキーフレームと同じ間隔でキーフレームを打ちます。

するとこのように文字が消えていくテキストアニメーションが出来ます。

このままでは境界線がはっきりとでてしまっているので、「境界線のぼかし」を調整します。

  • 「境界線のぼかし」: 30.0

これで自然にテキストが消えているように見えます。

「タービュレントディスプレイス」を適用

最後に、上のテキストレイヤーにエフェクト「ディストーション」から「タービュレントディスプレイス」を適用します。

パラメータを調整します。

  • 量 : 30.0
  • 展開 : 25°

完成

完成です。

文字がふわっと粉々になって消えていくテキストアニメーションが出来ました。

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